
HOME > 運動に協力するにはどうすればいいの? > 運動を伝え広める > 私たちの願い 立正佼成会

私は、この運動に協力してくださる多くの方々に、推進委員会としてお約束すべきことが二つあると思います。それは、一枚の毛布がアフリカで必要とされている方の手に確実にわたり、本当にお役に立つこと、そしてまた毛布という「もの」に込められたみなさまの「真心」もしっかり伝えることです。その一環として、私は2001年に毛布配付ボランティア隊事務局に参加し、アフリカ南東部の国マラウイを訪れました。その出会いから学んだことがあります。
そこでは、河川のはんらんなどの自然災害に曝された多くの人びとが極貧の中で生活しておられ、毛布は大きな助けになるのでした。現地赤十字社の手配で、村の広場に期待を込めて集まった人びとの肩に、順番に一枚ずつ毛布を掛けてあげます。しかし、毛布を求める人の数は実際に配付できる毛布の数よりも多いので、エイズ患者、障がい者、高齢者、子ども、妊婦など、厳しい環境の中をより弱い立場で暮らす人びとに優先して配付せざるを得ません。それは、毛布が欲しくてももらえない人のほうが多いことにもなります。
ある村を訪れたときのこと、そこでは毛布を受け取れずに悲しんだり怒ったりする人はほとんど見られず、多くの人びとが、自分はもらわなくとも、もらえた仲間のために共に歓喜の声を上げ、手を叩いて祝福しているのです。身体の不自由な人やお年寄りが受け取るのを青年たちが率先して手助けしていました。村が一つの家族のようにつながり合い助け合う姿は大変感動的でした。私は人間が本当に豊かに生きていくのに、物と共に優しい思いやりと分かち合いの心が欠かせないことを教わりました。
運動開始から25年余りが経つ間に、アフリカの国々はさまざまに進化の努力を続けてきました。その人びとの今のニーズを謙虚な姿勢で学び、日本の社会もまた大きく変化してきたことを振り返り、お互いの心が一層つながり合う運動を目指していきたいと思います。