構成団体からのメッセージ 立正佼成会

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アフリカの人々との出会いから学んだこと

立正佼成会一食平和基金事務局長
根本 昌廣

私には忘れられないできごとがあります。今から30数年前にこの運動が始まった頃、最初の配付のモニターとしてエチオピアに向かいました。1985年1月1日、1,500枚の毛布の配付を行う場所に、5,000人もの人が集まっていました。皆が寒い思いをしていて、毛布を受け取る予定でなかった方も、毛布の話を聞いて集まってきたのです。中には2~3日かけて歩いてきた方もいました。1,500人には毛布を渡せましたが、3,500人は毛布がないため手ぶらで帰りました。切ない、悔しい思いをして、もう一度毛布を届けると強く決意をしました。

世界には困っている人がいて、日本の中にも困っている人が沢山います。そういった普段目に見えない、あるいは社会の中で周縁化している、大変な思いをしている人たちに意識を向けていくことで、やさしさや思いやりが深まります。このことがとても大切なことだと思っています。

私たちは同じ地球に住む家族である。そのことは宗教的・哲学的な概念ではなく、本を正せばホモサピエンス、同じ人類に属する家族という、科学的な事実です。家族が寒い思いをしていたり、お腹を空かせていたら、食べ物や必要なものを分かちあうことは当然のことです。

運動を通して毛布を分かちあうのみでなく、同じ人間家族の意識を分かちあっていく。それに立ち戻っていく。これが分断された社会、区別化された社会の中で、線引きをなくしていくために必要なことだと思っています。