構成団体からのメッセージ JVC

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毛布からアフリカに思いをはせて

日本国際ボランティアセンター(JVC)理事
渡辺 直子

いつも毛布を送ってくださる方、この運動を広めるためにご協力くださっている みなさま、日々のご活動ありがとうございます。

毛布は、現地の人びとの大きな喜びになっています。アフリカは暑いだけと思われるかもしれませんが、高地や夜間は冷え込みます。また寒冷だけでなく毛布は日よけや砂よけにもなります。時には命にもつながる毛布、現地では貴重な一枚です。また、冠婚葬祭の場面で、贈り物として毛布がやりとりされたり、旅行の際に毛布をもって出かける人を見かけることも稀ではありません。そのくらい、毛布はアフリカの人びとの暮らしに密着したものです。

そして、押し入れから毛布を取り出して、それを送るという好意(行為)。送りながら、アフリカの大地に生きる人びとのことを思い浮かべていらっしゃることでしょう。一方で、毛布を受け取った方からは「遠くに暮らす私たちのことを思ってくれてありがとう」という言葉が聞かれることがあります。彼ら・彼女らは、日本に暮らす私たちの思いこそ、励みになり嬉しいと話してくれます。

どうして彼らは毛布や毛布に代わるものを手にすることができないのか、考えられたことがあるかもしれません。それこそがこのアフリカに毛布をおくる運動の目的でもあります。毛布を通して、お一人お一人がアフリカの普通の人びとに関心をもっていただければ幸いです。

一方で、物を贈るという活動は、必ずしもプラスにはならないケースもあります。私自身が経験してきましたが、分配に公正な基準がなかったり、現地の関係者全員の賛意が受けられないと、それが、現地で争いや妬みを生む原因になる危険性もあります。毛布が送られ、人びとの手に渡されるまで一連の活動を視察し、積極的に評価を行うことは、私たちの責任だと考えています。よりよい活動になるよう、私たち構成団体も力を尽くしていきます。

この運動が、アフリカの人びとの暮らしをよくし、日本の私たちがアフリカの文化や社会を知り、同じ「人」として「ともに生きる」ことへの交流・友情の礎になることを期待しております。